2010年4月29日木曜日

話題のヤマネコ「Ubuntu 10.04 LTS」をインストールしてみた


うぶんちゅかわいいよ、うぶんちゅ。(OS的な意味で)

Ubuntu 10.04 LTS (Lucid Lynx)を早速インストールしてみた。
じつはRCの時にすでにインストールしていたのだが、正式リリースに合わせてもう一度クリーンインストールしてみようと思い立ったのだ。(この判断が、のちのち命取りになってしまった…)

さて、ISOをダウンロードして、それをUSBメモリに書き込んだ。(Win ddとか使ってやるといいのかな、Ubuntuで私は書き込んだので)

早速起動。


USBからの読み込みなので、神速、といった訳ではなかったが、Windowsのインストーラに比べるとはるかに高速だ。
(あくまでも比較で、それ以上の意味はない)

聞かれることは、タイムゾーンからパーテーション、ユーザー設定まで。
たったの7ステップで入力は完了だった。


このスライドショー、結構なめらかにスライドしていい感じにOSをアピールしてくれる。

ちなみに、ここまで5分程度しかかかっていない。


まもなくインストールが終了します。Ubuntuをどうぞお楽しみください。

はーい。


もう再起動。早いですね。かんたんですよね。

(じつは、この時点でもう取り返しのつかない過ちを犯している…のに、気がついていない)


起動後表示されるメッセージに従って、順調に日本語環境をインストー…ん?


この、ドライブは…



ういん…

おめでとうございます、Windowsは上書きされました。

ぎゃー!
いやあ、人間飛び上がることもあるみたいですな。本当に。


くよくよしていても仕方がないので、Chromeをサクッとインストール。

早いです。すごく。

…ぐすん。


チャットやブロードキャストサービスが、システムに統合されているので、その設定を行います。





設定は、すごく単純で、すぐに完了する。

すると、こんな感じに。


うん、いいかんじ。

ここで、デスクトップの設定に。


高性能なグラフィックボード?
いいえ、ネットトップ程度のスペックでも、問題はありません。(さすがに重い処理をしなければ、の話)

ウインドウを移動させる度に、ぷにぷに。
Aeroより個人的には気に入っています。


そして、背景は。

そう、「うぶんちゅたん」です。


はい。Twitterはこんな風に通知されます。

あとは、Japanese Teamのリジポトリを追加して、セットアップは終了です。
端末で、以下のコマンドを実行。


wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/karmic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update

sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja




あとは、メニューから選択できるようになる「日本語環境セットアップ・ヘルパ」を起動してやれば、いい感じだと。


ほんとうは9.10用のリジポトリ追加方法らしいので、だれかもっとうまい方法を知っていましたら、教えてください。


起動はさらに神に近づいています。
今回のバージョンは、総じて高速に動作する印象があります。でも、インストールは慎重に。
まちがっても同居中のOSを上書きしてしまわないように…


数日使ってみての印象は後日にでも。

2010年4月22日木曜日

ESET Smart Security 4.2 ベータ版 を試してみた


ESET Smart Security は、軽快で、かつ未知のウィルス検知率が高いと評判のセキュリティソフトウェアだ。

ということで、ESET Smart Security ベータ版が、7月31日くらいまで無料で使えるということで、製品評価も兼ねてインストールして使ってみた。


とりあえず、ベータ版ダウンロードページから、インストーラをダウンロード。
起動すると、すごく分かりやすいインストーラであることに気がつく。

同意した上でインストールを開始する
…いいねぇ。


ほぅ。なんにもすることねーや。

なんか寂しく感じるなあ。せっかくインストーラーをじっと見つめていたのに。


もうインストール終わっちゃったよ。
結局ツークリックだけで、インストール終了。

最近のインストーラはみんなこんなものなんだろうなあ。
と、しみじみしていると、タスクトレイ(もう名前違う…?)に見慣れないアイコンが。


もう始めているのか。
まあ、起動時の検査はどんなセキュリティソフトでも必要だろうから、じっと耐えてやるぞ…?


!?
重く…な…い?

てっきりガリガリとレスポンスが悪化するのだろうと思っていたが、そんなことはなかった。貧弱なこのマシンでも、何事もなかったかのようにシステムは動作を続けている。

ということで、ESETのメイン画面をだしてみた。


よいしょ。

画面モードは、「詳細モード」に速攻で切り替え。


バージョンはしっかり4.2ですね。


ESETで、少し見慣れないなあと思った画面を2、3個。

まず、このアクセス状況をリアルタイムで示してくれるグラフ。
タスクマネージャやらリソースモニタやらで見ればいいのだが、変わってるなということで。


そして地味にいいなと思っているのが、これ。

今までの感染状況などの統計を、グラフ化して見せてくれる。
…さりげなく、得体のしれない重圧がのしかかる。
暗に、「お前はこんなに感染していたんだぞ、もっと気をつけたらどうだ」と言われているよう。

まあ、リテラシーの向上につながるだろう。こんなに見やすいし。


そして、好印象を持った画面がこれ。

分かりやすい!

定義情報はすでに最新であることを、これでもかっ、といった具合にユーザーにプッシュしている…。
これこそ、ソフトウェアの鑑とも言うべき姿ではないだろうか。
ユーザーに、一寸の疑問を抱く暇すら与えずに、伝えるべき情報をプッシュしてくれる。

いいねぇ。


だが、分かりやすいだけでは意味はないのだ。

ESETは、もちろん熟練のユーザーのカスタマイズに十分耐えうる詳細設定ウィンドウを持ち合わせている。
最初から、左ペインのツリーが展開されていて、何が設定可能か一目瞭然で、これも好印象。

で、「アンチステルス機能」だとか「自己防衛」だとかのワードに心強さを感じる。
でも、なんか知らない間に初回スキャンも終了していたし、システムの速度は変化なしだし、本当に働いているのか気になったので、世界共通のテスト用ウィルスである「エイカー」で試してみた。


右クリックから、「対象をファイルに保存」とクリック。
その瞬間に、ポップアップメッセージが。

早い。
これは実に心強い、と思える。


しっかりと隔離されている。

まだESETの本当の実力は未知数なので、これから常駐させ続けてその体感速度などをモニターしてゆく。
みなさんも、ESETが少しでも気になったのならば、一度インストールしてみていただきたい。
スクリーンショットの関係で、詳しくは紹介できなかったが、是非試していただきたい、一押しのソフトウェアである。
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